農林水産委員会終了

2014年06月19日

 昨日の農林水産委員会は、農協の改革案など農林水産業の一般的な質疑を3時間行いました。今国会の委員会の質疑はこれで終了となります。
 今日は参議院で農林水産委員会が開かれますので、衆議院の委員長である私が提案した「養豚振興法」「花き振興法」「内水面漁業振興法」の3法案を私が参議院の委員会で読み上げます。本日の参議院農林水産委員会で可決していただけば、今国会予定していた法案は全て成立するということになります。
 委員会の審議というのが一番大切です。本会議は儀式的な意味合いもありますので、まずそれぞれの党の組織内でいかに意見を戦わせるか、それを集約したものを今度は政党間の論戦の場である委員会で、どれだけ主張するかが、良い法律をつくるカギになります。
 一般的に言われているように委員長として質疑を聴いていて、やはり野党の迫力不足は否めません。自民、公明党、民主党を除いて、党でどれだけ法案を揉んで来たのかが不明で、一貫性がない場面もありました。
 更に、議員によってかなり質問の質に差があることも分かりました。総花的でなくていかに農林漁業にのめりこんでいるか、いかに細かく分析しているかなどで質問の奥行きが見えてきます。
 委員長席に座っていてそれぞれの質問を、第3者的に聴いていていて大変勉強になりました。私自身のこれからの質問に生かして行きたいと考えます。
 最終日にもう一回委員会を開催し、国会終了後の議案の取り扱いなどについて協議します。閉会中は、三重県のウナギの人工孵化実験を繰り返し、大量生産まで後一歩まで来ている、国の水産試験総合センターなどを視察する予定です。