全国大会のシーズン
2014年05月28日
昨日は農業委員会、市議会議長会、町村正副議長会など各全国大会のために地元からそれぞれが上京され、夜、はしごで懇談を重ねました。
新聞記者をしていたときに、予算要求のためにあらゆる団体が上京して陳情する形式はもうやめたほうが良い、と書いたことがありました。
しかし、今の政治の形態ではやはり上京して地方の実態と声を中央にいかに届けるかは大切なことだと思うようになりました。
民主党政権時代に、各団体の全国大会を自粛しようという傾向が見られました。しかし、そうなると役所の言いなりになって、官僚ペースで予算が作られてしまいます。民主党は脱官僚を掲げながら、結果として官僚政治への道を走っていたように思います。
昨日は、農業委員会がいかに地方の農業政策にとって大切か、各市町村の実態がどうかを改めて聴かせてもらいました。
道州制を採用して州政府の権限を強くすれば話しは別ですが、今の政治体制では、やはり来年度予算の概算を決定するこれからの季節は、それぞれの団体が東京で気勢を上げることは必要です。特に安倍政権は中央集権的志向が強い政権ですので今の時期は大いに声を上げていかなくてはなりません。