TPP約束を守れるかどうか
2014年05月14日
昨夜はJA青年部の皆さんと夕食をともにしました。TPP交渉に不安を持ち全国から国会に集まり座り込みを開始されたからです。
熊本からは35人の皆さんが来られました。夕食では皆さんと酒を酌み交わしましたが、それぞれが必死の形相です。
特に交渉の焦点は、関税率と同時に一定の輸入量になったら元の関税に戻すというセーフガードなどを組み合わせて実質的に農産物の輸入を抑えて国内の農業を守る、という段階に来ていますが、彼らはより明確で単純。「要するに国会決議をした農産品5品目(米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源)を守れるかどうか、これだけです」「国民や農家との約束が守れるということです」ということでした。
私たちはアメリカとの交渉でついつい、アメリカの言いなりにはならないと相手を意識しますが、本当に意識しなくてはならないのは約束した相手、つまり農家や国民、ということです。
やや、目からうろこでした。今日もデモと座り込みがあります。改めて約束を果たすために頑張らなくてはなりません。