捕鯨国日本はどうなる

2014年04月17日

 日本の南極海における調査捕鯨が国際司法裁判所で敗訴となりました。これにより南極海沖の捕鯨は事実上出来なくなりました。
 日本はこのほか北大西洋や日本沿岸で捕鯨を漁業としてやっています。そして鯨の輸入肉も含め、私たちの口にも鯨の肉が届きます。
 もし、北大西洋の捕鯨も禁止となるなら、今後日本人と鯨の関係は急速になくなっていくことも考えられます。
 昨日、農林水産委員会で南極海での捕鯨禁止の判決は、北大西洋などの捕鯨も縛るものではない。既に、近く捕鯨に出航するため、準備を終えている漁船に対しては、出航許可を与えるべきである、という決議を各党一致で採択しました。
 農林水産大臣や外務大臣に送付します。
 シーシェパードなど日本の捕鯨活動船を武力で妨害して、危うくケガ人も出すような行為が正当化され、日本の伝統的な捕鯨技術と鯨との付き合いが世界の悪者になることに私たちは堪えられません。
 もちろん鯨の捕りすぎや、海の生態系を壊す捕鯨は許されませんが、必要最小限度の捕鯨は認められるべきです。