台湾も大変
2014年03月27日
昨日は日本と台湾の友好を深めるために国会議員でつくっている「日華友好議員連盟」の総会と懇親会がありました。
自民党だけでなく、公明党、民主党、日本維新の会、みんなの党、生活の党など超党派で構成して相当数の議員が入っています。もちろん台湾からも駐日大使に当たる、台北駐日経済文化代表処の代表である、沈代表が来られる予定でした。
しかし台湾は今、中国との経済交流を深める政策を取り、中国との間に貿易促進のための協定を締結したため、国民の間に「このままだったら台湾が中国に飲み込まれる。特に中小企業は立ち行かなくなる」として、学生が日本の国会に当たる立法院や内閣に当たる行政院を占拠しています。
日本でも同じ運動が起きており、台湾からの留学生数十人が代表処に詰めかけ、代表に抗議文を手渡し、代表は暫く外に出られない状態にあって、出席が遅れました。台湾の中国に対する危機意識は相当なものです。
日本も同様です。TPPや日豪EPAなど自由貿易協定は、日本の経済にマイナス面の大きな影響も与えます。慎重にしていかなくてはなりません。
台湾の代表はかなり遅れられていましたので、私は途中で次があるので帰りました。出席されたかどうか分かりません。
それぞれの国の問題は後を絶つことがありません。