委員会での審議充実を
2014年03月19日
昨日は農林水産委員会が開かれました。委員会は与野党の筆頭理事が話し合い、政府から法案が出ていますのでその法案審議をする期日と時間、質問時間の政党別割り振りなどを決めて開きます。質問者は各会派の中で決めます。
また法案審議だけでなく一般質疑という日も取っています。この一般質疑は農林水産に関するものであればなんでも質問できます。
各週ごとに、この法案質疑と一般質疑を繰り返します。昨日は一般質疑の日でした。
特に質問で出されたのはやはりTPP問題です。とにかく情報が少ないということで質問する手がかりが見つかりません。答える政府も、「他国とのルールで守秘義務が課されていますので」と逃げの一点張りです。
国家の運命を決める多国間条約の交渉が、情報が漏れると、まとまるものもまとまらない、という理由で秘密事項になるのなら、やはり国民としては不安ですし、あけてみたらわが国の不利益になっているということも予測されます。
このため昨日は野党から、議員が情報の提供を要望したら、秘密を守るという前提で情報を提供できるような新たな特別立法をつくるべきだ、という提言も出ました。情報を知った上で充実した審議をしたいものです。