豪雪の被害対策、迅速
2014年03月04日
先の豪雪の被害は、山梨、群馬、長野、埼玉、などの中部日本から、九州熊本まで及びました。
雪で倒壊したハウスや畜舎の被害が大半でまず撤去、そして搬送、更に再建、そして定植という作業を順次やっていかなくては生活が出来なくなります。花や野菜と同時に、ブドウなどは倒壊したブドウの樹木が生育するのに5年はかかりますので大変な作業です。
農林水産省と総務省は昨日その補償、補助基準を発表しました。
撤去については農林省の補助が10分の5、残りを総務省が特別交付税で見ますので、被害者の負担はゼロです。再建いついては5割補助に残り10分の4が特別交付税で、1割負担となります。
今回の雪害に対しては政府は迅速に対応したと思います。しかも負担を限りなくゼロに近づけたことは高く評価できます。
後は撤去作業チームをどう編成して、定植に間に合わせるか。再建に対しては2度とこのような被害に遭わないように、後継者のいるところではより強化されたハウスを作る場合、どれだけ上乗せできるか、など現場の努力と運用面での柔軟性が求められます。
昨日はたまたま、被害が多かった阿蘇の農業者政治連盟の皆さんが上京され夕食をともにしました。対応の結果を報告することが出来、農業者の方もホッと胸をなでおろしていらっしゃいました。
緊急のときの政治の出番の大切さを知りました。