豪雪被害、撤去スピードがかぎ

2014年03月03日

 一昨日阿蘇地方の豪雪の被害状況視察に行きました。被害は想像以上でした。折れ曲がったビニールパイプ。倒れた鉄骨性のハウス、そしてぺしゃんこになった鶏舎など、茫然自失となるような状態。しかも一帯はまだかなりの雪が残っています。何から手を着けていいか、わからない状態でした。
 ハウスで栽培するナスやトマトの苗が3月中旬には届くということでした。それも何十万本の単位ですから半端ではありません。それまでにどうするかが当面の課題です。
 苗のキャンセルはできないということでしたので、まず生き残ったハウスで植えつけるしかありません。そのためには倒壊したハウスの撤去が急務です。
 山間の過疎地帯。なかなか、人手がいません。農協や県など自治体、団体が結束してチームをつくって、撤去作業と搬出を早急に行うべきです。時間との競争。理屈はいりません。すぐ実行する精神が大切。わたしも各関係機関に呼びかけ、また阿蘇に足を運びます。