駐日大使の信任状奉呈式
2013年11月19日
今日はアメリカの駐日大使になったキャロラインケネディー大使の皇居における信任状奉呈式です。
東京駅から馬車で皇居へ、二重橋を渡って昭和宮殿「松の間」に向かわれます。各国大使が着任したとき必ず行われる行事で、天皇陛下に拝謁して、天皇陛下が大使から、信任状という誓約書的なものを受け取る儀式です。
ほとんどの大使が東京駅から皇居、宮殿に向かう中で「日本というところは何と素晴らしい、ファンタスティックな国だろう」と感動の第一印象を持つそうです。
私も副大臣の認証式の時宮殿に入りましたが、なんとも言えぬ空間に別世界に来ているように感じました。ましてや、外国から来て、しかも外国でもイギリスなど数カ国しかやっていない馬車の行列による出迎えで、皇居の松の見事さを見ながら、宮殿に入り天皇陛下に会うなどというのは、異次元の体験だと思います。
わが国の先輩たちは、よくぞこのような、格調高いものをつくり上げたもんだと、誇りに思います。
テレビなどでも朝から今日のことを報道していましたので、沿道は大変な人出になると思います。ケネディー大使も感動と緊張を感じられることでしょう。
暫くはキャロライン・ケネディー旋風が吹き荒れると思いますが、これでTPPに対して寛容にならないように。日本人は情に弱いのでここは注意。それとこれとは別の話しというクールさが必要です。でないとアメリカの思う壺になります。