中山間地農業と平坦地農業
2013年11月18日
26年度農業政策に向けて、「どのようになるのか分からない。説明してくれ」という意見が多く、各地でミニ集会を開催しています。
土曜日は山鹿市で2箇所、意見交換会を実施しました。先に阿蘇の高森と小国町でやったときは、かなり不安な訴えが出ました。今回の農業政策が専業農家化や大規模化、土地の集約化を狙ったものであるため、規模が拡大できない、中小農家が多い中山間地の農業地帯はそれだけ不安が大きいのだと思います。
一方、山鹿市の場合は既に集落営農の法人化を実現させたところで、平坦地の恵まれた水田地帯です。どのような意見が出るのだろうと緊張して意見に耳を傾けましたが、先の中山間地ほどの厳しい意見は出ませんでした。
中山間地と平坦地の農業。選挙区内ひとつとっても、こんなにも受け止め方が違うのかと驚きました。中山間地の対策は別途必要なところです。農業の奥深さ、難しさを改めて実感しています。