農林漁業の現場からの声?

2013年11月15日

 昨日も来年度からの米政策についての説明会が農林水産省からありました。一期生を中心に50人ほどの参加者がありました。
 説明の後、本来なら一斉に手が挙がり、農家、農村の不安やこれまでの政策との違い、政策の決め方などについて激しい意見や反発が出るところですが、意外とおとなしいものでした。
 私たちは幹部だけ集められて事前説明を受けて、その場で色々と意見を出していますので、昨日の会場では、どのような新鮮な意見が出てくるかと楽しみにしていましたが、あまり、うならせるような意見は出ませんでした。
 帰りに四国の中堅議員と「何かこれまでの自民党農政会合とは違うなあ。もっと激しく議論を戦わせながら役人を困らせてその上で、政策の修正が出ていたんだが、一期生が多い割には静かな農林部会だなあ」と話して帰りました。
 やはり現場の姿や農業の経験者、田舎に育った議員が少なくなったからでしょうか。コンビニの社長や情報通信会社の社長の意見で農政が進められていくなら、本当の農村社会のあり方や悩みとはちょっと違う方向に行ってしまいます。私たちがやはり激しく発言しなくては、と感じたところです。