安倍総理の所信表明演説

2013年10月16日

 第185国会が始まりました。モーニング服で国会の正面玄関に委員長が縦列して、天皇陛下をお迎えするときは厳粛なものです。国会期間、このような張り詰めた気持ちでいたいと思います。
 安倍総理の所信表明演説は、競争力をつけ日本の力を回復させよう、というものでした。競争力強化が前面に出て力強い演説でしたし、安倍総理らしい一途な気持ちが表れていました。
 安倍総理は「今私たちが取るべき途はこれしかない」と強調されていましたので、安倍政権では競争、規制緩和路線が続きます。しかし政治は弱者に対する配慮も必要です。私たちは競争力をつけながら、いかに格差のない社会をつくり上げていくかも考えなくてはなりません。その分野は私たち地方出身議員がカバーしたいと思います。
 国会終了後は委員長として、各農林関係議員や、委員の部屋のあいさつ回りです。農林水産委員だけで40人いますので、それに有力議員への挨拶を加えると50人を超します。一日で終わりませんでした。
 夜は高知県から来られた、林業家との懇談会。森林組合に頼ることなく、自分たちで自伐林業というものを実践されている方々と、これからの林業問題について酒を酌み交わしながら、談論風発しました。たくましい林業の担い手や学者、ジャーナリストの方々で、力をもらいました。