競争力強化、規制緩和へ

2013年10月03日

 15日に臨時国会が召集され2ヶ月弱の国会が開会されます。
 この国会には「産業競争力強化法」「国家安全保障会議に関する法」「農地中間管理機構法」「農山漁村再生可能エネルギー法」など数多くの法案が提出されそうです。
 いずれも国家としての形態と役割を明確にして、防衛力も強化する一方で経済競争でも世界の中で打ち勝っていく日本の力をつけよう、という狙いの法案が主です。そのために、一定の機密などを保護・強化する一方で、経済的には規制緩和による競争力強化などを図っていきます。私が考えている以上にそのスピードは速い。安倍政権は全てにわたって想像以上のスピード感で進んでいます。
 問題は、これら規制緩和などには必ず副作用が伴います。また企業や法人の業績アップ優先で国民生活が後回しになる危険性もあります。更に競争できない地域や人や産業が取り残される可能性も少なくありません。これらを与党としてどうチェックしていくかが、臨時国会が開会されるまでの自民党政調会のの重要な使命となります。国民目線を研ぎ澄まします。