頑張ろう成長するアジア

2013年09月20日

 昨日はこの夏のベトナム視察チームと同窓会をしました。ベトナムの人々のたくましい生活ぶりと、ホーチミンやハノイの喧騒がよみがえってきます。しかしそれは国が成長するエネルギーの現われでもあります。
 これまでアジアの国々にはかなり行きましたが、その中でもベトナム、ミャンマー、インドは成長が期待される国としての印象が強くあります。
 国民が賢い、一生懸命に働く、コミュニティーを大切にすることなどが共通しています。それは私たち日本人がこれまで持っていたもので、これからも持ち続けなければいけない大切なものです。
 それぞれの国に課題はあります。ベトナムには社会主義という政治制度からどのように国の発展へと結びつけるか。ミャンマーは軍事政権と民族問題、インドは宗教問題などそれぞれに克服すべき課題は山積していますがそれを乗り越えてもらいたいし、日本もお手伝いをしなくてはならないと強く思います。インフラ整備なども大切ですが留学生などを数多く受け入れ、人材育成と対日友好を深めることも政府の大きな仕事になってきます。
 中国、韓国は歴史問題がネックとなってなかなか前に進みませんが、隣国も大事。一方でこれから蠢(うごめ)こうとしているこれらアジアの国々とともに歩くことが、これからの世界の中で日本の発言力を高めていくことに繋がると確信します。