島の活性化をどうしていくか

2013年08月19日

 昨日は上天草の湯島で一日、現場視察と島の活性化に向けた意見交換会を行いました。湯島は有明海に浮かぶお盆を逆さにしたような島です。1637年の島原の乱の時、各地域の頭領が集まって作戦会議をした「談合の島」として有名です。
 近くの港から舟で30分もあればいけます。以前は1000人以上の方々がいらっしゃいましたが、現在は390人。産業は漁業や釣り客を対象にした観光業です。
 昨日は着岸すると「副大臣歓迎」の横断幕を張って島民の方々に出迎えていただきました。島の活性化に対する島民の意欲を感じました。
 その後、2時間にわたっての島の代表者と総務省と県と市の意見交換会。島の名物「湯島ダイコン」の利用方法や観光客が来てもトイレなどのインフラが整備されていないことなどの要望があり、みんなで知恵を出し合いました。 
 その後島の視察を行いましたが、素材はいっぱいです。どう活用していくかは知恵と人材と予算と団結力、と感じました。一口に「島興し」といっても難しい。これからも継続して関心を持っていきます。