エネルギッシュなベトナムの課題

2013年07月26日

 23日早朝にベトナムに発ちました。午後に首都ハノイに到着してそのままフット副首相を表敬、そして行政に関する苦情救済や監察に関するセミナーに出席しました。更に市役所や国家監察省を訪問して意見交換をしました。
 ベトナムはやがて人口1億人になります。平均年齢は30歳の半ば、勤勉で賢い国民性ですのでこれから大いに発展する国です。
 町は活気を帯び日本企業も多数進出しています。2日目は夜遅くに約2000キロ離れたホーチミン市に移動、翌日ホーチミン市の行政相談や汚職撲滅対策の話を聴きましたし、区役所で行政事務の現場を見ました。経済は自由主義経済でも政治は社会主義です。日本の行政システムに大変な興味と関心を持っており、日本に学ぶことが多いようです。日本の行政相談制度や公務員の道徳遵守を述べて来ましたが、来年是非行政監察などのシステム視察のためにミッションを送りたいという申し出も受けました。
 3日目の視察とホーチミン市副市長の歓迎レセプションが終わると、そのまま、夜午前零時過ぎに帰国の途に。朝成田に到着して、そのまま副大臣室で、たまりにたまった決裁や今後の政策の説明を受けました。
 やはり日本の行政の仕組みは世界の中でもしっかりしています。進むべき方向を間違わないように舵取りをしていくべきと思います。
 嵐のような3泊4日のベトナム。まさにその慌しさや騒々しさが耳に残り、視察そのもののプログラムがベトナムの急成長を象徴しているようでした。