自民党内で高まる地方の声

2013年06月21日

 最近の自民党の朝の部会(勉強会)で、農林業や地方の問題をテーマとした部会への参加者が増えてきました。
 これは一期生が数多く地方から当選してきたこと、特に新しい議員に首長や地方議員経験者が多く地方の疲弊を肌で感じている議員が多いからであると思います。
 昨日も、農業と地方の問題を扱う部会では、地方や農業問題の専門家である明治大学の小田切先生の講演でしたが、会場は満杯でした。
 更に、午後から開催された畜産酪農小委員会は、円安で高騰する配合飼料価格に対して国の助成を入れることの論議。こちらも北海道、九州だけでなく満遍なく議員が参加し会場は一杯で、活発な意見が出されました。
 わが国は今、経済の成長に向けまっしぐらに進んでいます。その方向に誤りはありません。しかし成長を図れば図るほど一方で陰の部分も出てきます。それが今農業や、地方に現れつつあります。そのことに対する対策を怠れば、国内に混乱と反発が生じます。一番大切な時期です。