福島の苦悩は続く
2013年06月10日
慌しい週末でした。金曜日の夜と土曜日、現場視察、祝賀会やシンポジウム、自民党県連主催の行事などいくつかの会合に出席し、土曜日の夜は私が生まれ育った75戸の集落「下町」の還暦のお祝い。今年の還暦は昭和27年生まれ。この頃までは下町も多くの同級生がおり、一学年男女10人くらいはいました。今は一学年1人程度。
集落が元気がよかった頃のメンバーの先輩、後輩が集まり昔話に花を咲かせました。現在、このような集落をいかに元気付かせるか、これが日本再生のカギです。
翌日曜日は福島県の郡山市へ。避難元の首長さん、避難先の首長さんが抱える悩みについての意見交換会です。
市町村によっては2万人を越す住民の方々が原発の避難指示区域から避難されており、避難先の自治体にとっても財政負担や既存住民との感情的な行き違いなどが発生して苦労されています。
双方の首長さんたちが今の現状や国への要望を熱く語られました。根本復興大臣、浜田副大臣、総務省を代表して私が意見を聞き、回答できるものは回答して来ましたが、更にスピード感を持って対処していく、ということをお約束しました。原発地域の苦悩はまだまだ続きます。