平成25年度予算が成立

2013年05月16日

 昨日は夜の8時10分から衆議院本会議が開会。更に2時間半後の10時30分に再び開会して、平成25年度予算案が成立しました。
 1回目の本会議は参議院で予算案が否決されたことの報告とそのため衆参両院からなる両院協議会を立ち上げ、ここで25年度予算を再協議するという決定。このために衆議院からそのための委員が議長により指名されました。
 2回目は両議院協議会の結果が不調に終わり、このため憲法の衆議院優越の規定により、25年度予算が成立したという報告です。
 予算案は衆議院では4月15日に可決成立しています。憲法の規定により30日過ぎれば衆議院の優越で予算と条約は自然成立することになっています。このため、野党が多数を占める参議院では、本会議を開きこれを否決し、野党が一矢報いた形をつくり、その後に両院協議会を開き、不調にさせて結局、衆議院の結果通りに決まるという手順を踏んだわけです。
 議会制民主主義というのは手順と時間が大切です。アメリカではしょっちゅうやっているということでした。これも仕方ないことなのでしょう。
 しかし開会までの待ち時間、みんなどうしていたか。酒を飲みに行くわけにも行かないし、そう何回も夕食をしてもしょうがないし。みんなそれぞれに時間をつぶしていたようです。
 私は宿舎に帰って、1回目は風呂に入り洗濯をして食事を取り、2回目はまた宿舎の帰り仮眠していました。国会が終わって帰ったのは午後11時過ぎでしたが1時間寝ていただけになかなか寝付かれず、難しい本を読み自然に眠りに入りました。今朝は快調です。