4K、8Kのテレビ

2013年04月25日

 総務大臣室に4K、8Kと呼ばれるテレビが入りましたので昨日、参議院の総務委員会のメンバーの方々と大臣室で見ました。
 現在の一般的なテレビは2Kと呼ばれるものです。Kとは画面の粒子の数。数が多くなるほど、きめ細かな画像となり、臨場感と迫力が出てきます。8KはNHKが開発したもので日本だけの技術。4Kでは韓国、アメリカに大きく後れを取りましたが、今後日本は8Kで勝負していこうとしています。
 ロンドンオリンピックのときの100メートル決勝やそのほかの映像を見ましたが、8Kは観衆の顔一人ひとりまではっきりと見えます。紅白歌合戦の映像では歌手が歌うときのこめかみのふくらみまで見えます。なんとも驚異的な映像です。女性の議員の方がおられましたが、「これは大変だ。お化粧の仕方も変えなくてはならない」と冗談半分、本気半分で言っておられました。
 その後、2Kのテレビを見るとなにやらぼやけて見えます。より臨場感があふれ立体的にという狙い。いまや世界のテレビのシェアーは韓国勢が大きくリードしています。世界の高級ホテルに行くとほとんどが韓国のサムスンのテレビが各部屋に置いてあります。以前は日本メーカーだったのに大変な変わりようです。日本のテレビがもう一度世界をリードするように8Kテレビの普及を願いたいところです。