地方の悲鳴が聞こえる

2013年04月24日

 全国のイカ釣り漁船4000隻が26,27日の二日間、一斉に休業することになりました。少なくともこの二日イカの水揚げは日本からなくなります。円安で燃油が高騰して操業しても赤字になるだけという判断からです。
 同じことは選挙区を回っていても、輸入飼料を多く使う畜産農家や燃油を使うハウス栽培の果樹、花卉農家から悲鳴が寄せられます。
 株高、円安の陰の部分は輸入原料を使い、国内需要に頼る地方の農家や商店街に現れています。
 昨夜も全国町村会の幹部の方々と夕食をともにしましたが、今の経済、全体的には好調ですが、地方の側から見ると厳しいものがある、との声でした。
 このような時こそ、政策的な手当てが必要です。どんなに輸出産業が儲かっても地方のものづくりや集落が持ちこたえられなくなれば、結果として国民の不満は益々大きくなります。
 我々、地方派議員の出番です。