統計の大切さ、日本の危機
2013年04月18日
5年前に総務大臣政務官であったとき、総務省の統計も担当し統計調査の重要さを認識していましたが、今回も副大臣として統計業務を担当しています。
昨日は新宿区にある総務省統計局、統計センターを視察しました。ちょうど全国の都道府県から統計業務を担当する責任者の方々の研修が行われていましたのでそちらにも顔を出し挨拶をさせてもらいました。
国勢調査や住宅・土地統計調査、完全失業率、消費者物価指数、人口統計など私たちが目にする統計はほとんどがここで作成されています。
正確さ、迅速性、地道さが求められます。最近は情報通信技術の進展で、全国各地の統計が瞬時に、しかも動画のようにして楽しく統計を楽しむことも出来るようになっています。
深刻だったのは、これから40年後2050年の日本の年齢別人口動態。生まれてくる子供は80 万人、75歳・80歳は団塊ジュニアに当たり年間200万人。国家として生産活動や新たな挑戦が不可能な人口構成になっています。日本という国家はどのような時代を迎えるのでしょうか。今みんなで対策を考えなくては、手遅れになります。