自民戦術変更、解散へ太陽路線

2012年11月02日

 昨日夕方、緊急の国会対策会議。これまで委員会での大臣所信表明を自民党は拒否していましたが、これを受け入れることにしたとの報告がありました。自民党が要求していた予算委員会の開催を、委員会開催後に2日間日程を取る、と民主党が約束したためです。
 自民党は審議拒否という「北風路線」ではなく委員会審議をして、赤字公債特例法案など通すべき法案を通して解散のお膳立てをする、という「太陽路線」へ舵を切った、ということです。
 野田総理は「条件が整えば解散する」と言っています。しかも「近いうちに解散」とも言っています。条件整備に我が党も乗り出したことになります。この条件が整えば「解散」しなくてはなりません。それでも、解散しないなら政権にしがみつく醜態をさらすことになります。
 しかし野田総理は条件整備を赤字特例公債や衆議院の定数問題だけでなく、景気回復なども持ち出し、ハードルを上げています。その不誠実さにはあきれます。もっと正々堂々とやりましょう。