29日臨時国会開会

2012年10月26日

 正式な議院運営委員会が開かれないまま、29日に臨時国会が開会することになりました。野党各党が欠席したままの決定ですので異常な決め方です。混乱した国会になることは間違いないでしょう。
 このように全く無策のままに国会が進んでいくことにどのような意味があるのだろうかと思います。財源が枯渇するので、赤字公債特例法案だけを可決成立させればよい、成立しなかったら自民・公明の責任だ、という血の通わない役人的発想の国会です。民主党の能力を疑わざるを得ません。
 石原東京都知事が、「今の政治を見ていいると80歳の私が乗り出さなくてはどうしようもない」として、東京都知事を辞職し、国政に出馬するのもするのも、このようなところにも起因しているようです。
 どのような国会になるのか。今の政治のつまらなさを洗いざらい国会でぶちまける臨時国会になることでしょう。