東京での政治活動開始
2012年10月11日
昨日の朝上京しました。多くの仕事が待ち受けていました。まず、今回自民党の道州制推進本部の事務局長になりましたので、今後の進め方や役員人事などの相談を、道州制推進本部の石田真敏幹事長、自民党の事務方としました。その後は農林部会。福島の米の放射能検査システムが必要以上に複雑で時間がかかり、安全な米も出荷できない、という実態が訴えられその改善策を協議しました。
更に畜産・酪農の配合飼料が、アメリカの大干ばつによるとうもろこしの不足で高騰していますので、対応策を農水省から聞きました。
その後は、EUの農業団体連合会のゾンライトナー会長(ドイツ)と農林関係議員がそれぞれの農業問題について意見交換しました。
会長は「ヨーロッパの農業も家族経営を中心としたものである。農業はその国の文化のアイデンティティー(統一した姿かたち)の源である。私の農場も13世紀から私の家系が所有してきた。TPPは重大なる関心を持っているが、分別ある交渉事に当たらない」と否定されました。
1時間弱の意見交換でしたが農業を取り巻く環境は日本とヨーロッパは同じ価値観の上に立つと確信しました。
地元は地元で勉強になることばかりですが、東京はまた違った勉強をさせてくれます。