激甚災害に指定される
2012年08月02日
今回九州地方を襲った豪雨に対する被害が、激甚災害に指定されました。激甚も農業被害と公共土木に分かれており、これまで農業被害だけでしたが今回は公共土木にも指定されました。激甚に指定されると国の補助率がアップして地元県、市町村の持ち出しが大幅に減ります。
ホッとしています。地元から「これほど被害が出ている、何としても激甚に」と言われていました。
しかし、実際に被害額は当初、激甚の基準に届いていませんでした。そこで豪雨の期間や場所を拡大して基準額に届かせるという知恵で今回の指定となりました。私自身、指定されるために委員会での質問や官邸への陳情など懸命の努力をしましたが、国の各省庁、知事をはじめとする熊本の行政、議会の努力、そして自民党などの各政党に感謝します。
しかしこれからが更なる正念場です。被害を受けた地域を激甚災害特別事業、いわゆる「激特事業」に採択してもらわなくてはなりません。そのための活動が必要になります。できるだけ早く事業を開始するために査定抜きの着工も可能ですのであらゆる手段を駆使して、今後の対応をしていきます。国会の政局より私はこちらのほうが忙しい。