そるばってんの会昼食セミナー

2012年07月10日

 昨日は東京後援会「そるばってんの会」のセミナーを開催しました。昼食時カレーを食べて、講師の話を聴くというもので、約1時間の行事です。
 講師にはJR東日本の元副社長で、ルミネの社長でもある新井良亮さんを招きました。新井さんは私と大学時代のゼミが一緒、今村都南雄(いまむらつなお)=行政学=先生の門下生でもあります。
 国鉄時代に現場を数多く経験し、JRになって人をまとめる力と、提言力と、時代を見通す力でJR東日本を有数の黒字会社にし、最近は東京駅のリニューアルも手がけ新たな街づくりにも挑んでいる辣腕経営者です。
 物事の決定や流れは「川上から川下ではなく川下から川上へ」、「リスクを賭けてでもやらなければならないときは責任を背負ってでもやる」「透明性とイノベーション」「地域重視の大切さ」「上に立ったとき謙虚に部下に発想力を与える」「自分のプライバシーは清潔に」などいくつかの貴重な提言をされました。
 国営から民営化の過程で現場からのたたき上げとして、血の出るような苦労を経験された方だけに説得力のある言葉ばかりでした。参加者の皆さんも十分に学習して帰られた様子でした。
 このような価値あるセミナーを今後も実施します。