国会今週から来週にかけてが変わり目

2012年05月31日

 国会の動きがあわただしくなってきました。昨日野田・小沢会談がありました。同時に民主党は今週から来週にかけての本会議や、委員会開催を強行するといってきました。積み残しの法案を可決させたい、とのことでした。
 私たちも緊急に国会対策委員会を開催し対応を協議しました。
 自民党は今日、明日にも消費税に対しての対案を出します。消費税の特別委員会はどんなことがあっても審議を続け、その案を丸呑みすれば、OK。しかし委員会開催などの前提は問責の2大臣の辞任です。この二つの問題に野田総理は回答を出しそうです。
 一方で鹿野農林水産大臣の中国スパイとの接触問題がここにきて表面化しました。来週は「内閣改造」。消費税については、問責大臣+αでハードルを取り除き、修正協議を進めていきます。
 会期末が6月21日。その3日前からはG8首脳会議で外遊。その前に採決するという回答のようですが、うまくいくかどうかは未知数。
 「民主党をぶっ壊す」。その気持ちを持って野田総理が驀進するなら、計画通りにいくでしょう。自民党も今日、全体会議で対案の了承を得ます。こちらもすんなりとは行かないかもしれませんが、ここはしっかり対案を決めることが大切と考えます。