近未来研究会のパーティー

2012年05月11日

 昨日は私が所属している政策集団「近未来政治研究会」(山崎派)のパーティーがありました。第一部は前中国大使の宮本雄二氏を招いて「中国とわが国はどう向き合うか」と題しての講演会。私が司会を務めました。
 第二部は部屋を隣に移しての懇親会でした。40人以上いた派閥のメンバーも前の選挙で落選が相次ぎ現在10人程度。ひところは2000人くらい集めての派手なパーティーでしたが昨日は500人ほどのこじんまりとしたもので、しかも昼間、アルコールなしです。
 派閥全盛期が遠く過去のものとなりました。しかし、派閥で政策を磨き、上下関係をはっきりさせ、お互いに困ったときには助け合う。また考えとして違うところがあっても派閥の長が右といったら右に向く、という党をまとめる、党内の中の組織として良いところもありました。
 今の民主党の混乱やまとまりのなさは、このような訓練がされていないところにも原因があります。民主的というのは、一方でまとまりを欠きます。
 以前のようにカネもポスト配分も派閥が決めるというのは行き過ぎですが、今のように細々ではありますが、仲間意識を持って、助け合っていくことは、野党暮らしの中でも本当に心の支えになります。