緊張の一週間

2012年04月13日

 昨日は総務委員会。私の質問の日でしたが、朝の理事会で「もし、北朝鮮がミサイルを発射したら、質問中でも直ちに委員会を休憩して各自治体に異常がないか様子を見る」ということを、与野党申し合わせて質問に入りました。
 結局発射はありませんでした。人騒がせな国です。質問はNHKと川端総務大臣に、それぞれ尋ねました。答弁はNHKのほうは用意してきたものを読み上げるだけで物足りないものでした。
 そのほか昨日は衆議院本会議で、郵政改革法案の採決があり可決しました。私の前方に座ってる小泉進次郎先生は座ったままで造反しましたが、お父さんの時の法案を極端な民営化に走らないように修正したもので、仕方ないでしょう。
 一昨日の党首討論では、やはり手続き論にどちらも終始したという印象があるのは、消費税の論議が始まる前なので仕方ないかな。それにしても民主党は党幹部の考えが、野田総理には伝わっていないようです。野田総理は消費税法案を土俵に上げたから審議してくれと言われる。しかし国会には提出されたけれど、そこで止まっているのです。本来なら国会に提出されると今度は政党間の論議ですので、日程や、審議方法を議員運営委員会で話し合わなくてはなりません。しかしその動きがありません。土俵の前の支度部屋で止まっているのです。来週は、民主党が土俵まで上がるかどうかが焦点です。そんなことが野田総理に伝わってっていないということはどうも総理が党内で裸の王様になりつつあります。いつかクーデターがあるかもしれません。