本日で一段落

2012年03月08日

 今週は忙しくて、一回も走る機会がありませんでした。明日にでも走りたいんですがもう金曜日、選挙区に帰る日ですので無理です。熊本で走るしかありません。
 今日は午前中予算委員会の締めくくり総括審議、そして総務委員会と財務金融委員会の両委員会が2時間開会されます。1時間ずつ総理が出席して、平成24年度の地方税と国税の問題の質問に答える質疑があります。総務委員会のトップバッターとして私が質問します。
 そのあと本会議が開会され、24年度の予算が可決という運びになります。しかし、支出する予算のほうは衆議院で可決となりますが、収入は税の収入見込みと、借金をするための公債特例法の二本立て。税の収入見込みはあくまでも見込みですので審議の必要はありませんが、歳入全体の55%にしかなりません。後は公債という借金です。これは毎年毎年、法律を出して国会の承認を受けなくてはなりませんが、与党はこちらの借金法(公債特例法)を出してきません。野党が反対するからです。ですから半分の歳入の見込みの中で来年度の予算が決まる、という変則的な形になります。
 昨日の私たちのグループでも「特例公債は野党としても賛成していいのではないか。そこまで予算を人質にすると、国民からまた自民党が、政治の進展を邪魔していると受け取られる」と言う意見も出ました。賛成しても構わないと思いますが、話し合い解散を想定して最後の武器として取っておこうという政治的意図です。微妙なところです。
 今日が終了するとしばらく参議院に舞台は移ります。このため来週は総務委員会で研究所の視察も予定されていますし、私は硫黄島での日米合同慰霊祭に出席します。初めての硫黄島。栗林忠道中将の硫黄島での奮戦を書いた「散るぞ悲しき」や、クリンスト・イーストウッドが監督を務め、硫黄島を舞台にした日米最後の激戦を描いた映画「硫黄島からの手紙」などを読んだり見たりしてきましたので、どのようなところか、厳粛な気持ちで参加させていただきます。たぶん胸が張り裂けるほどの気持ちになると思います。
 議員を引っ張っていくのは、栗林中将のお孫さんに当たられる新藤義孝衆議院議員です。