税制は難しい
2012年02月21日
平成24年度の予算審議が始まりますが、予算を組むということは収入がなくてはいけません。収入は国民の税金でまかなわれます。この税制度をどのようにするかが一番難しい作業です。
出来る限り国民の皆さんに負担をかけないようにしなくてはいけません。しかし負担軽減ばかり考えていると、今度は収入そのものが減ってしまいます。高額所得者、中間層、低額所得者といらっしゃる中で、高額所得者から徴収する割合を増やすのが最も不満は起きませんが、しかし高額の方もそれなりに努力してその地位を築かれたのであり、むやみやたらにという訳にはいきません。企業が払う法人税も引き上げることは一つの方法ですが、企業が成り立たなくなり倒産したり、海外へ移転したりすると元も子もありません。
「国税」「と「地方税」があります。私は「地方税」担当。地方税は土地や家屋にかかる固定資産税、住民税、不動産取得税、自動車取得税などです。この税率をどのようにしていくのか、今回の委員会で質問しなくてはいけません。
これは与野党とは関係なく、技術上の問題でそれだけに難しい。今その準備に入っているところですが、どこをどう扱うか、一長一短があります。