忙しき中にも閑を求めて

2011年08月03日

 昨日の総務委員会の質問を終えて少しホッとしています。住民票を移動してもしなくても、原発地域の指示避難者については避難先自治体が責任を持ってサービスをするという法律ですが、「なぜ同じように津波の被害で避難を余儀なくされた人には適用されないのか」と質問しました。
 また法案以外に、これまで何百回となく避難訓練を各自治体がしてきたのに今回全く役に立たなかったことは十分反省し、改めて訓練のあり方を考え直すべきである、更に合併をしなかった町村ほど避難者の把握などは的確に行われている。合併後の自治体の住民掌握やコミュニティー意識の構築について考え直すべきではないか、ということを質問しました。大臣もほとんど同じ考えでしたので後は実行できるかどうかの問題です。
 夕方、少し時間がありましたので「大鹿村騒動記」という映画を見に行きました。先日亡くなった俳優原田芳雄さん主演の映画で、追悼上映でもあります。長野県の小さな村、大鹿村が300年続けてきた村の歌舞伎を舞台にした映画で、地方問題を考える私にとっては見ておきたいと思っていた映画です。たまたまですが2日は映画の日だったんでしょうか。1000円でした。阪本順治監督。いつもいい映画を作ります。忙中閑を求めることもいいかな。