野党の姿勢貫くか、連携か

2011年07月07日

 昨日は自民党執行部と3期生の意見交換会でした。執行部からは谷垣総裁、石原幹事長、田野瀬幹事長代理、大島副総裁が顔をそろえられました。
 3期生側は9人。自民党が採るべき今後の方向性について、それぞれが意見意見を述べました。「与党ともっと連携を図っていくべき」という意見と「震災関連は協力もしていかなくてはいけないが、野党としての姿勢を貫くべき」という意見が相半ばに割れました。
 私は「菅総理批判に偏っている。民主党そのものが政権政党として能力を欠いていることを強調すべき」と、野党としての姿勢で行くべきと述べました。意見交換は1時間、有意義なものだったと思います。
 民主党は小沢派と反小沢、菅寄りと反菅など複雑に割れていますが、自民党は人物では割れていませんが、政策になると割れてきます。TPPにしても私のように反対もいれば、容認派もいます。自分の育った地域や選挙区などで考えが違ってきます。それは当然です。しかし、それを乗り越えて政権を担っているという責任の重さは、持っていなくてはなりません。それが与党には見られません。
 野党自民党は今のうちに、過去のしがらみを少しでもといて、考え方の違いはあるにしても、政策や法案を野党案としてどしどし提出すべきです。それが今、野党自民党のやることだと思います。変になれなれしくするのはよくない。