瓦礫処理を早く
2011年07月02日
昨日は自民党がかねてより検討してきた「瓦礫処理法案」を議員提案で衆議院に提出しました。自民、公明、みんなの党、たちあがれ日本の4党共同提案です。瓦礫の処理は一次仮置にまとめられたのがまだ28パーセントという低さです。これから第2次仮置き場、そして最終処分となれば、今のペースならあと10年はかかります。そこで私も入った自民党のプロジェクトチームを組み、国直轄で、しかも全国の都道府県が協力して広域的に処理することが可能な法案を検討してきて今回出来上がりました。
本来なら3ヶ月前に政府が作っておかなくてはならない法律です。この3ヶ月の遅れは響きます。
今回の瓦礫は2500万トン。阪神淡路大震災の2倍強です。それだけに国が乗り出さなくては処理のしようがありません。それを今まで地域主権という名のもとに、県や市町村に預けていました。被災県だけでは仮置き場の場所も限られますし、処理能力にも限界があります。非常時です。国が強力なリーダーシップを取らなくては出来ません。一事が万事このようなケースが多く復旧が進んでいません。今後は一つ一つ検証して立法化していきます。