自民党の舵どう切る
2011年06月29日
菅総理のやることなすこと、全て議員からも国民からも総すかんを食っています。判断力がもう正常ではありません。
震災復興大臣の人選、自民党からの一本釣り、延命のための演説、と既に総理としての威厳や信頼性をなくしています。一日でも長くやると国益をそれだけ損ないます。
問題は攻める自民党の姿勢です。国益を取るなら、2次補正、自然エネルギー買取法案、更には赤字公債特例法案にさっさと賛成して総理を早期に代わらせた方がいい。しかし、対民主党と政局、「党益」を考えるなら、ここは一日でも菅総理に長くやってもらい、民主党内を混乱させたほうがいい。ケンカの材料は山ほどあるし、菅総理に批判的な民主党議員も理解を示してくれます。
どちらに舵を切るか難しいところです。私ならやはり国益をとります。赤字特例公債法案は一呼吸置くとして、他の法案は早く成立させ、菅総理を退陣させなくては国の政治が動きません。民主党は全てにおいてもうまとまりがつきません。いずれ壊れていく。ここは正直路線で行ったほうがいいと考えますが・・・。