連立へ・皆さんたちの声は?

2011年04月05日

 大震災から20日以上が経過しました。この間多くのメール、電話を戴きました。最も多かったのが「このような国難の時期。政党は批判合戦ばかりしていないで、ともに復興に当たるべき」という意見でした。「谷垣総裁は何で菅総理の連立要請を断るんだ」という激しい抗議もありました。
 その後自民党でも、さまざまな独自の避難者支援や復興対策法案を実行したり、政府に提言したりする中で、やはり政権の一翼を担って、自分たちの対応策を実行できる立場に立つべき、という雰囲気が強くなってきたように思います。
 「自分たちが経験もある。対策案も優れている。しかし、それを実行してもらえない」そんな、まだろっこしさが芽生えてきています。
 民主党の岡田幹事長も、「経験ある政党の力も借りたい」と言っています。今週から、来週にかけてこの連立の問題で党内論議が交わされるでしょう。私は連立に賛成です。しかし、ただ大臣が欲しいというのではなく、復興に向けて自民党が何が出来るのかを明確にした上で、期間限定でやるべきと考えます。
 特に原子力発電は自民党が進めてきた政策です。また、地域の再生も自民党が得意な分野。責任を持って、今後の処理や対策を引き受ける、という逃げない姿勢が大事と考えます。ただいずれ財源問題が出てきます。子ども手当や、高速道路無料化など見直すという民主党の柔軟な姿勢がなくてはなりません。