マニフェストもう一度考え直して
2011年03月31日
民主党の目玉である、子ども手当拡充法案を政府が取り下げました。一回審議に入った法案を取り下げるのは昭和33年以来だそうですが、この大震災の時に、3兆円もの財源を必要とする子ども手当拡充法案を取り下げるのは当たり前です。もっと早く取り下げ、この後のつなぎや新たな制度設計を考えるべきでした。対応が遅いし、本当に国家、国民のことを考えていないと言われても仕方ありません。
自民党では、震災復興をこのまま民主党政権に任せていてもいいのか、という意見は日増しに高まっています。また有権者の方からの電話やメールも、このままの復興活動では心配でたまらない。自民党が内閣に入って国民を安心させて欲しいという声が寄せられます。先に菅総理から入閣の要請があったとき、何故断ったのか、という声も多数です。
あの時はいきなりの電話でしたので断らざるを得なかったのでしょうが、こんなに政権がモタモタしているなら、被災地の復興どころか日本全体をつぶしかねません。事ここに至っては政権を取るなどという狭い考えでなく、本当に日本を救うという気持ちで、「期間限定」で一肌脱がなくてはならないと考えるようになりました。統一選挙が終わったら、真剣に考える時です。
今度の土、日曜日は災害対策の当番で東京に居残りです。