自民党に欠けているもの

2010年12月08日

 昨日は東京の後援会「そるばってんの会」の昼食セミナーを開催しました。自民党本部の8階、リバティーという名前のついた部屋に後援会の幹部の方40人が集まられました。

 講師に石原幹事長を招き30分の講演、その後私が30分間国政報告をして質疑応答となりました。今の民主党政権の体たらく、このままでは日本がだめになる、という類の話がほとんどになります。一方で自民党ならこうする、という話もしました。

 しかし、自民党が行った有権者調査では「政権復帰を期待しない」という人が「期待する」を上回り、自民党に反感を抱く人は6割に上っていることが分かりました。民主党がダメだから自民党へ、とは行きません。また自民党がダメだから民主党政権になった。今度は民主党政権がダメだからまた自民党になった、という政治を繰り返していけば日本政治はダメのダメのダメ、になって行きます。

 自民党に欠けているものは何でしょうか。ここまで来ると難しい。自民党は今一生懸命にやっていると思うんですが、国民の目からすると「反省が足りないし国民が期待する新しいものが出て来ていない」ということでしょう。

 反省すべき点「派閥」「役所まかせ」「企業との癒着」「既存の団体との関係」「傲慢さ」ということでしょうか。新しいもの「世代交代」「政策提言」「イメージチェンジ」ということでしょうか。一つ一つ改善していかなくてはなりません。道は遠い。しかし、余り遠いと今のままでは日本がつぶれてしまいます。ゆっくりともしていられません。