消え行く派閥

2010年10月08日

 昨日は久々にいわゆる派閥、山崎派「近未来政治研究会」の会合に出席しました。毎週木曜日の正午からの集まりです。与党のときはビルのワンフロアーを持ち、山崎番記者も多数つめかけ、山崎会長がしゃべること、派閥で話し合われた内容がそのまま記事になっていましたが、野党になり山崎会長も落選中の現在は当時と大違いです。

 まず部屋がありません。ワンフロアーを維持する資金がなく山崎事務所での会合です。記者も来ません。そこで弁当を食べながら、山崎会長を中心にしての現在の政治情勢についての意見交換です。最盛期は40人いた国会議員も今は、出席者が6-8人。それに落選中で再起を目指す方が3-5人加わられます。

 今後の国会運営のこと、小沢問題、菅総理の資質、更に落選中の方の動静などがそれぞれから意見として述べられます。このような話し合いなら派閥でなく意見交換ですので結構なことです。しかも落選中の方は国会にはいけませんので、グループは貴重な拠りどころ。意見も言えるし、情報収集にもなります。私も落選中は熊本から時折出てきていました。

 今後の派閥のあり方については近く石原幹事長から、見解が出てそれに従って各派が行動していくようです。既に派閥としての機能はなくなった集団。今後政策グループや再起をかけたコミュニティーグループとして再出発していくとおもいます。複数のグループに入っていて政策の勉強をやり、さまざまな情報を得られる、そのような形になっていくことが望ましい。