やっぱりイラ菅
2010年10月07日
昨日の本会議代表質問は面白いものでした。自民党は小沢問題や中国漁船の処理問題、更にアジア・欧州会議での菅総理と温家宝総理の立ち話会談、鳩山前総理の政治献金資料提出、更に補正予算案や円高対策など追求材料に事欠きません。
谷垣総裁はこれらを理路整然と質問されました。これはこれでなかなか聞き応えのあるものでした。その後の2期生の稲田朋美さんは女性保守派の筆頭ですので、かなり辛らつに左派的菅総理を追求しました。
これに対して菅さんも興奮したのか「言葉が汚い」とか「官僚が書いた答弁を読むのではなく自らの言葉で答弁を」と迫ったのに対し「質問するほうがノー原稿ならノー原稿で答弁する」などと発言しました。
さすがにこの後者の答弁は議員運営委員会で問題になり、「質問原稿は正確を期すために渡しているのにあのような答弁は総理としてすべきでない。それだったらこちらもこれから全てノー原稿でやる」と言うとあっさりと官房副長官が陳謝することになりました。
やはり菅さんに対しては理路整然とよりも、挑発するほうが良いようです。イラ菅は健在です。