改めて知る北海道の教育実態
2010年09月03日
北海道の日教組の下部組織である北教組が政治資金規正法や公職選挙法違反に問われ、小林千代美衆議院議員が辞職したことはご存知だと思います。この事件を受けて文部科学省は、北教組を中心とする北海道の教職員の服務規律の実態調査をしました。その結果が出ましたので、集計結果と実態がどうあるのかを調査するために、自民党文部科学部会で北海道の現地調査を昨日しました。
下村博文先生、馳浩先生、義家弘介先生と私の4人が、昨日日帰りで北海道に行きました。朝8時出発、夜10時帰京の強行軍です。北海道県議会、北海道教育委員会、北海道の現場の先生たちと時間を区切ってお会いし実態を聞き取りました。
さまざまな問題が分かりました。問題点については、文部科学委員会で質問します。結果としてはっきりしていることは、北海道の小、中学生の学力は沖縄に追い抜かれ全国最下位になったということです。それだけではない。体力、虫歯も最下位クラス。あの広い恵まれた大地の北海道で。学力も体力も、健康も全国の最低クラスとはどういうことでしょう。やはり教育に問題があるとしか思えません。教育のどこが他の都府県と違うのか。異様に力の強い北教組が教育界を牛耳っているからだとしか考えられません。
組合活動と子供たちの教育。深刻な問題になっています。やはり北海道教育の正常化は必要です。現場の声として考えられないような実態も聞いてきました。今後、国会で取り上げて行きます。