キムヒョンヒ来日はおかしい
2010年08月04日
昨日は北朝鮮に拉致されている日本人を救うために設置されている「拉致問題対策特別委員会」でした。今回の、大韓航空機爆破事件の実行犯で元死刑囚のキムヒョンヒが拉致被害者家族のために来日し、国賓並みの待遇を受けた問題に対しての質疑が行われました。
与党民主党は「大変良かった」「拉致問題をもう一度考える機会になった」と中井拉致担当大臣を持ち上げます。大臣もそれに応えて「薄れ行く拉致問題を若い人にも知ってもらったことなど効果はあった」と述べました。
自民党は「別荘に招き、遊覧飛行もさせ、晩餐会までやる。そこまでやらなくてはならなかったのか」「税金がいくら使われた」など否定的な質問でした。大臣は「税金投入についてはどこまで公開できるか、今後話し合う」と答えていました。
私も今回のことは大反対です。今後、韓国をはじめとする世界の外交に影響します。日本はその程度の国だったのか、という外交の芯が通っていないことを見透かされます。韓国に大きな借りを作ったことも問題です。今後竹島問題などで色々いえなくなる可能性があります。
安易な方法での外交はいつかは自分を不利に導きます。今胸にはめていた拉致被害者を救う象徴であるブルーリボンのバッジもはずしています。いずれ委員会で質問します。