先祖の供養は大切
2010年06月29日
朝11時の飛行機で上京。菊池郡菊陽町の鉄砲小路地区の方々と夕食を伴にするためです。同地区の方々は何年かに一回千葉・勝浦にある深慶寺(しんけいじ)に同地区の先祖の方の供養にこられています。
明治二年の話です。当時の細川藩の船「ハーマン号」(外国から購入した中古船)が千葉沖で遭難しました。多数の遭難者を出しましたが、鉄砲小路地区というところは細川藩の鉄砲隊が住んでいた地域。同地区の2名の方も遭難者に含まれており、お寺に弔われています。
このため今も、鉄砲小路の方々が供養に行かれているのです。帰りに東京によって一緒に夕食をということで、上京しました。
このような同じ郷里の方々を敬い大切にする気持ち。その心意気と矜持が私は大好きです。金銭以外の集落の良さです。この心がある限り地域はしぶとく生き残っていきます。
一緒にこれから夕食をしながら、みやげ話を聞きます。その後明日早朝の選挙活動のため、最終便で帰ります。鉄砲小路の方々は明日は国会見学です。秘書が案内して回ります。
地域と歴史と先祖供養と国会。良いテーマです。日帰りでも上京する価値があります。