民主党に対抗するためには
2010年06月08日
昨日は「農業が持つ多面的機能を評価してそれを交付金とするための法律」を今準備中ですので、そのプロジェクトチームとして論議をしました。この法律ができれば、農業や集落が果たしている自然環境や防災など目に見えない貢献の部分を交付金化して地域や農業者、法人に直接支払いするわけですので画期的な法律になります。民主党が今やっている戸別所得保障制度よりこちらが大切です。
民主党は菅政権になり小沢一郎氏と一線を画すことで支持率が急上昇してきました。自民党もそれに負けない対応が必要です。本来ならば人事の刷新を望みたいのですが選挙も前にしてそれはもう言いません。
それより政策を積み上げることです。民主党になくて自民党にあるもの、それは政策や法律を作るノウハウです。これまでのように団体べったりでなく、その分野と国のあり方を考えながらあるべき方向を示す、法律を次々に提案していくことが大切です。成立するかしないかは議会での持って行き方の問題ですので、とにかく作っていくことです。先の口蹄疫に関する特別立法は自民党が主導してつくりました。
今回の多面的機能も昨年の選挙後、大学の先生や有識者の皆さんたちと勉強会を積み重ねてきたものです。今日は「茶業振興法」の条文の最終打ち合わせです。今国会に自民党案として提出します。
当面民主党に対する対抗策は、本当に国民・国家のために政策を作れる政党はどっちかとういうことを訴えることです。