無駄な時間が多い

2010年05月27日

 国会がいつ始まるか分からないときは、トレーニングもできないし、よそに行くわけにも行かない。これまでの資料の整理や読みかけていた本を読むくらい。これほど無駄な時間はありません。当てもなく待つというのはつまらないものです。今日がその日。午後1時開会なのに、国会の運営をめぐってまだ開会できません。国会対策委員会で駆け引きが続いているのです。
 これも会期が150日と決まっていて、今国会の場合は6月16日まで。この間に与党は予定した法案を通過させようとする。野党は阻もうとする。そこで数に任せての与党の強行採決。それに反発して野党の引き延ばし作戦。どっちもどっちです。しかし今回の場合は与党の強引さが目立ちます。その証拠に強行採決を避けようとした、民主党の厚生労働委員長を辞任させ、強行採決ができる委員長に代えようとしています。
 こんなことをやめさせるには、150日間と会期を決めるのではなく、通年国会にして会期や採決で駆け引きをしなくていいようにすること。国対政治をやめることです。
 昨日の視察のとき田中真紀子委員長もそう言っておられた。そこは委員長と同じ気持ちでした。現在、午後2時30分。後どのくらいで開会するのか、見当もつきません。これほど無駄なことはありません。