本会議での代表質問
2010年04月28日
昨日は衆議院本会議で自民党を代表しての質問をさせていただきました。「放送法の一部改正案」という法案が原口総務大臣から提出されました。それに対して自民党としての質問をするものです。この後委員会におろされて、総務委員会で細かく質疑が行われることになります。このため本会議の質問はこの法案のどこが問題点か、などを質すことまでにとどまります。
しかし、論点を間違えては後の委員会の質疑に影響を与えますので、この3日間私が書いた原稿を、自民党職員と私の政策秘書が入念にテェックして、訂正していきました。質問時間は15分。これをオーバーすると議長から注意を受けます。原稿の字数にして4000字から4500字といったところ。最初に私が書いた原稿は7500字にもなりましたので削る作業からは入りました。最終的に4000字に収めました。
放送法は昭和25年以来の大改正です。なぜか。インターネット、光回線、携帯電話の多様化、ケーブルテレビの普及など、ものを伝える手段が増えてきました。同時にどこまでが放送か通信か分からなくなってきました。携帯電話で見る映像は果たしてどう取り扱ったらいいのか。テレビですとNHKの場合受信料を払わなくてはなりませんが、携帯電話だと徴収しようにもできません。そんなことでこれから法律を整理していかなくてはならなくなったのです。
質問は最初少し緊張しましたが、後は大体スムースにいきました。野次がはっきりと聞こえます。ついやじった議員のほうを向いて声を張り上げました。そうしたら収まりました。戦う姿勢は常に必要です。
総務委員会の委員でもないのに、代表質問の機会を与えていただいた先輩議員に感謝します。更に研鑽を積みます。連休明けは農林水産委員会、文部科学委員会での質問が待っています。熊本で選挙活動しながら質問の原稿もつくります。今日帰ります。