自民党のマニフェスト
2010年03月30日
参議院選挙に向けた自民党のマニフェストづくりが大詰めを迎えています。文部科学、農林水産、国土交通の三部門でマニフェストづくりに参加しています。民主党のマニフェスト、それを実行するために今回の国会で出された法律や予算。矛盾とバラマキと無駄と不安に駆られるものばかりですが、いざ自民党がマニフェストをつくるとなるとなかなか難しい。
ある程度財源を考えなくてはいけません。民主党の政策はバラマキが多いけどそれを批判ばかりしているわけにもいきません。「野党だからどんどんやろう」という意見も出ますが、結局財源なき政策は有権者にすぐ分かってしまいます。無責任さには皆さんが抵抗をもたれます。
「消えた年金」や「地域主権」や「コンクリートから人へ」というような民主党が作った言葉先行のキャッチコピーのようには行きません。国土交通で「バラマキより仕事」、文部科学で「平成の教育大改革」などが出ましたが、もうひとひねり、かな。
しかし、政策作りの仕事をしていると民主党政治との違いをはっきりと感じます。違いを出すための努力、あと一歩です。