いよいよ通常国会

2010年01月18日

今日からいよいよ通常国会が始まります。150日間の長丁場です。野党自民党にとって、まさに戦う主戦場。ここで徹底的に論戦しなくてはいけません。そして今の与党民主党の異常さを国民の皆さんの前にさらけ出さなくてはいけません。そのためにはまず、自らの党が厳しい姿勢を示すことから始まります。参議院選挙に臨む決意、それは国民の皆さんの前でわかりやすいものでなくてはいけない。定年制を決めたらきちんと守る。金銭面で秘書も含めて疑惑をもたれたなら、説明をしっかりやって、辞任や、離党、役職停止などを厳しく実行していく、という覚悟が必要です。

民主党の支持率は落ちても、自民党の支持率が上がらない、というのが深刻な状態です。なぜか、もっと真剣にみんな考えて欲しい。党の集会でも積極的に発言していこうと思っています。

与党の政策については、言いたいことは山ほどあります。とりあえず文部科学委員会ですので教育面に関して質問に立つケースが増えてきます。高校授業料の無償化については、それそのものは良いとして、そこから生まれるさまざまな課題を突き詰めていかなくてはなりません。例えば私立高校との格差、親の責任感、実質義務教育化することから来る、国や自治体の責任。教師の問題など数々あります。

さらに高校の教育指導要領の解説書(教師たちの参考書)から、「竹島は日本の固有の領土」という文言が消えました。何故か。当然主張していくべきものが民主党政権になったとたんに主張できなくなるー由々しきことです。これに外国人の地方参政権、さらに夫婦別姓法案、などが文部科学省以外の省庁から出てきます。果たして日本の行方はどうなることか。

外国に良く思われよう。民主国家の体裁をつけよう。環境問題で世界の先頭を走るために二酸化炭素の25パーセント削減を、などという言葉や気持ちは大切なことには違いないけれど、きれいな言葉だけではおもちゃにされる可能性もあります。世界との協調性を考えながらも、国益は考えていかなくては、未来の日本人たちが困ります。

正念場の国会。頑張ります。