論戦開始
2009年10月28日
一昨日の鳩山総理の施政方針演説に対する代表質問が始まりました。トップバッターは自民党の谷垣総裁、続いて総裁選挙に出た西村代議士、そして公明党の井上代議士。合計3時間半の長丁場でした。
谷垣総裁の質問は謙虚で、その上で要点を突いており、文体も格調高く好感が持てました。正々堂々と正直に総理に問いただすという感じでした。西村代議士は若手らしく、激しい言葉でしたが懸命に鳩山政権の矛盾を突きました。同志だから感じるのでしょうが質問は正鵠(せいこく)を得ていましたし正しい質問の仕方と感じました。これに対する鳩山総理の答弁は曖昧で、答弁の仕方にも謙虚さが薄く、野党時代の雰囲気を引きずっていると感じました。
しかし、多勢に無勢です。民主党の皆さんが一斉に拍手をすると議場に鳴り響き、答弁の応援になります。自民党の野次もかすんでしまいます。やっぱり数の力は大きい。野党の悲哀を味合わされます。
でも鳩山総理の答弁に、装飾的な言葉が多いだけにこれは予算委員会では十分に突き詰めることが出来る、と感じました。予算委員会は一問一答です。加藤紘一代議士ら論客が質問に立ちます。楽しみになってきました。昨日も加藤先生たちと、民主党の農業者個別所得補償制度の矛盾点などを論じた所でした。ちなみに民主党は与党ということで質問をしません。本当に閣僚や役員以外の民主党の皆さんは手持ち無沙汰なことと思います。私たちは毎日朝8時から勉強会です。この努力はきっと最終的には実を結ぶと思います。